青天井と対面式

自称マイナーな人生・趣味・性癖で生きてきたブログ。現在デザイン各種調整中!

ねほりんぱほりん『腐女子』を経て思う解釈の違い

どうも、現役腐女子の芝柳 薫です。

この前ねほりんぱほりん『腐女子』回の感想記事を書いたのですが

 

shibayanagi.hatenadiary.com

 

Twitterを覗いて見たら私とは違う反応がちらほらありました。

腐女子同士でマウント取ってるwww

全員がこうだと思わないでほしい

腐女子を隠さないのはちょっと違う気がする・・・

 などなどです。これをキッカケに私の引っかかっていた"何か"の正体がちょっとまとまりましたので再度記事にしたいと思います。

あくまで個人的意見・解釈ですのでご理解下さい。

腐女子は自己投影しなくていいからBLが好きなのか?


腐女子が告白「BLにハマるわけ」【ねほりんぱほりん】

前の記事でも貼りましたがもう一度確認の為貼っておきますね。

 

ここでは『ドラマや少女漫画では自分と違いすぎて自己投影出来ない』『女をログアウトさせて楽しみたい』と言っています。これはそう思っている人も少なからずいるでしょう。

けれどこれは違うパターンもあって、「たまたま好きになったものがBLだった」「面白いと思ったから好きになった」というハマる理由が違うから好きな人もいるはずです。後述でも言いますね。

腐女子でもドラマや少女漫画を読んでドキドキする人もいるはず。BLとそれとは別にして楽しんでいる人もいると思います。

現にこのあと「私はドラマも見るんですけど~」と言っている人もいましたからね(画面一番左の人)。

 自己投影する/しないは個人の話であって腐女子全体の話ではないように思いました。

 

 腐女子の全てがBL本を好む訳ではない

ここでいうBL本の定義は『一次創作(オリジナル作品)』とします 

 「腐女子はああいう本を皆持っている」と言われるとYESともいえるしNOとも言えます。人それぞれなのでこればかりは肯定出来ません。

ねほりんぱほりんに出ていた彼女達はBL本を持っていましたがあの手のものを読まない上で「BLが好き」という腐女子もいます。私がそうです。

  1. 最初から『オリジナルBL』として作品化されている一次創作本を持っている人
  2. 普通の原作があって、そこから個人で派生した『二次創作』本を持っている人

この2種類です。更に細かく分類するとまだまだあるのですがそれは後述します。

始めからBLと主体とした商業誌として出されているのがオリジナルBL=一次創作本です。これを何故持っていない腐女子がいるかというと、一概には言えませんが恐らく『妄想の隙があるかないか』だと思います。

 

好みは多種多様ですが最初から料理を出されるか、素材から料理するかの違いとでも言いましょうか。美味しそうな料理があれば食べればいい。けれど自分は料理するのが好きだ。という人もいるんです。

素材が体に合わない人(好きなジャンル・キャラクターなどの食い違い)もいるので腐女子全員が一次創作本を持っているかと言われると違いますね。

私も二次創作派なので一次創作本は持ってません。高校の頃友達が持ってたのを読ませてもらいましたがそれっきりでした。

 

BLはエッチなものが多いのか?

確かに全体的に見れば肌色関連が多く見えてしまうかも知れません。否定はしません。けれどBLである事そのものに意味を見出す人もいるので、全部肌色ではありません。

BLには男同士・同性愛故の葛藤も少なからず入っている繊細な作品もあります。それだとすぐに結ばれたりしませんよね?

番組内での「エッチをするのが二人の幸せの頂点だから」もある程度納得は出来ます。

肌色を好む理由も分かりますが元は同性愛。本当ならば容易に触れられない世界なので『腐女子=BL肌色ものが好き』ではないのだと分かって頂きたいです。

 

腐女子は何でもかんでも妄想してしまうのか?

先程の『腐女子の全てがBL本を好む訳ではない』に近い話なのですが、「物が二つあったら妄想する」「職場の上司や旦那で妄想する」がこれも全部そうではないです。当たり前といえば当たり前です。

BLに何故ハマったかは人それぞれ違うはず。「オリジナルBLで知った」「自然と好きになった」「そういう二次創作を見た」など違うんです。なので妄想する/しないもそれぞれなんです。

私の知る限りで、強いてジャンル分けするならば・・・

  1. BL全体・何でもOKな人。物が二つある・現実の上司や旦那も妄想対象になる人
  2. BLは好きだけれど主に二次創作BLを好む人。その範囲でしか妄想しない人
  3. 好きなジャンルのみ、良いと思ったものにしか興味がない人

こんな感じでしょうか・・・。番組内で紹介されたのは1でしたが2・3は少ししか出なかったように思います。

私は2よりも3ですかね。好きな二次創作にしか興味がないので何でもは妄想しません。思春期の頃は何でも興味がありましたが、今は落ち着いてしまいました。

 

腐女子が隠れて過ごさなければいけない本当の理由

私が言いたかったのはここです。全てここに結びつきます。一番重要です。

ねほりんぱほりんの番組内では、何故隠すのか?という問いに

『ないことをあることかのように妄想してしまうのは気持ち悪いという自覚がある』

『事柄の全て男同士の妄想に変換してして自己完結してしまう。コミュニケーションが成り立たず生きにくくなるから』

『多様性に優れたジャンルであり、一から説明するのが面倒くさい』

と言っていましたが少し違うような気がしてました。

 

それはズバリ、BL(ボーイズラブ)はそもそも同性愛。一般人に理解されにくいだけでなく、元々は違うものだからです。

 

同性愛というのはまだまだ日本でも、世界でも認知されているとは言い難い問題でありとても複雑なものなんです。『男女関係=愛』で成り立つ一般常識世界では話してしまえば縁を切られる可能性だってあるんです。

BLだけでなくGL(ガールズラブ)でも同じ事が言えるでしょう。一般人には「気持ち悪い」「皆全てそういう目で見ているのか」と誤解される危険だってあるものだと思うのが普通なんです。

オタク界隈では腐女子という言葉が浸透し、BLやGLが許される・実はそう思ってた!と公言しても理解ある人が多いので勘違いされがちなのですが同性愛への差別・格差は本当は根深いものだという認識が根底にあると思います。

 

少し話がそれましたが、一次創作ならまだしも二次創作に至っては「元のキャラが普通(男女愛)なのに腐女子はそれを都合よく解釈してホモにしている」というすれ違いが発生します。だから腐女子は公に出来ないのです。

番組内で言った理由も間違いではないです。間違いないですが「同性愛にしてしまう罪悪感・後ろめたさから隠れなければいけない」のが真実に近いと思います。

私の感じていた"引っかかり"の正体はこれです。これが言いたくて私は記事を書きました。

 

 

・・・・いかがだったでしょうか?皆さんの思うところと私の意見がなにかしら噛み合えば嬉しい限りです。けれど楽しみ方・公にする/しないも色々です。なのであの番組で言った事も全てではないにしろ、間違いでもないと思いました。

難しい話もありましたが、私も腐女子なので共感する点の方が多く、楽しめたのもまた事実です。私も「尊いぃぃ・・・・!!」って叫ぶ時はありますから。

 

ここまで読んでくださり、有難うございました。ご意見ご感想、もしありましたらお待ちしております。